STG94石杖

そろそろこの地を去ることにしようかと遊は迷いながら神仏全集を書き綴る毎日を送って行く。リーホの恩恵は深く汐田は発展してゆき神々の記憶が由来の舞田米は魂の秘薬として人々の生きる糧となる。神玉が埋め込まれた石の杖を付きここ汐田を後にするが悔いは無い。独鈷山を見上げ西へと向かうが何処へ行くかと久恵美に石の杖を取り上げられた。東京法青院の若者達はたまた拓夜と云う芸術家に車まで取り上げられた。此処に住みなさい。遊はこの地に神を宿して農業を勤しむ久恵美と汐田を活気立ててゆき舞田米の礎を築き上げてゆく。遊の築き上げた汐田農業は何時までも礎として語られ神への感謝は石に刻まれたと云う。

舞田米農楽

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