KG107降魔

降魔

漆黒の川を渡り信念を灯した拓夜は降魔にて闇神と対峙した。その難関は慈心を宿すこと降魔は険しく晩鐘の中で闇神に敗れ果てる。滅びの幻影は永遠に消えない救いの傷跡を残し微笑んだ。拓夜は救いを願い、草を頬にあて地に伏して悶えている。それでいいそれが人間だから自分の身をまず案じなさいと、血族の願いは拓夜自身の平穏であり幸せであると。そこに深い悟りがあると気付き、安息の日々の響を聞いた。揺れ惑う湖面は自分を映し尚も精神の谷底へと落とされ這い上がる、慈心など宿せない灯火。

主護星