2015年
正恭の亡き後残された土地や機械や設備を生かすため細々でも農業を経営することになりました。会社へ勤務する長男による土日の機械の操作と嫁と引き続き三男の助力で経営することになりましたが手立てもなく上手くいかないことばかりでした。助手としては一流の仕事をこなす三男でも先立つことは出来ませんでした。初めての大豆の種植えに悪戦苦闘する長男も苛立ちが隠せず苦労を掛けましたが現在は正恭に負けない程に真っすぐな操作をするようになりました。
2023年
ゴールデンウィークは筋蒔きから始まり苗箱を広げるという難しい仕事があります。筋蒔き機の不調で午前は修理で二時間ほどかかってしまいました。長男と次男とで分解したりして対応しました。様子を見に来た三男も手伝うことになり仕事が進み始めました。約八百枚で正恭がいた頃には二千枚以上の苗箱を作っていました。一家総出の仕事であり毎年楽しく作業ができることに感謝しています。
2024年
10年後の構想を少しお話します。西塩田の農業の現在は米麦大豆を主な生産物とすることが主流となっています。幸い五十代の若い優秀な農業経営者が現存していますがいづれ圃場の良い土地が沢山空くことが予想できます。息子たち三人の先立ちで西塩田の農業が発展してゆけば幸いです。