芸術白桃会
拓夜の才能をとことん否定されることに耐えきれず泰は白桃会会長をぶん殴り退会処分となる。拓夜も退会し次へと向かい芸術の大海を渡ることとなる。レベルの高さを思い知り一年程での挫折であったが立ち直るのも早かったという。
それでも一年の間に習得した技術は無駄ではなく二人の飛躍の基本となる。泰の絵画は分かり易くて受けが良く優遇され結構な評価であった。拓夜の描く抽象画は白桃会では評価の対象にはならなかったがまあそれも芸術と言うことで。その翌年に拓夜は国際展の会長より大抜擢され理事に就任し国際芸術に従事し始める。そして悦彦と出会い更なる技術を習得し世界芸術に眼を向けることになる。
フィクションです