宇宙の雫
その贈り物は絵の具の溶き油として使われるものでデパートで買った高額なサフラワーオイルであった。高級なサフラワーオイル買ってきたよ受け取って。イブタは宇宙の雫を拓夜に託すことになる。エンドのアトリエにて啓示の作品の制作が始まる近い未来。
その予言は空間に浮かぶ雫を読み解く事に匹敵する。存在は粒子が仮に結合して露になり一時を全うし分解されそしてまた結合して存在する。大宇宙すべてが根源なる神に等しいという思想は否定できない。すべてが尊く存在する限り幸せは尽きない。魂は尊く神性が宿されていて宇宙の粒子として雫のように美しい。