STG23ユートピア

ユートピア

阿弥陀堂で瞑想をしているマサトにヒロトは問いかけた。一人で闘うな。孤独その先に有った友の勇姿。確立された世界をこの眼に刻み実現してつまらない概念なんて吹き飛ばしてしまいたい。光凛に託す世界は自由に自在に自我を成立させ時代の流れを創るがそれもいつかユートピアに変化してゆくのか新しい世界のために。

CodeMa

東京法青院の第二席として孤独ではないとマサトは思っているが辛さは人それぞれで生きることは楽ではない。そこにユートピアを見出せるかどうかだろうが適わない。完全なる幸せと現実の不幸せは隣り合わせにできているように言い切れないものユートピアで生きていればきっと。得られないからこそ価値があって憧れて思いは深くなりもう不幸などいらないのに何らかの意味を持ち幸せへと繋がってゆく。人生そのものをユートピアへと繋げることに価値があるが理想論に過ぎない。

光凛の章

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